【入門編】冬キャンプで暖かく寝る方法|3つの寒さ対策【初心者必見】

初めて冬キャンプに行く人
「来月、冬キャンプに行く予定です。でも冬はかなり寒いと聞くし、正直暖かく寝れるのか心配。冬キャンプには何を持っていけばいいの?いろいろ教えてほしい」

こういった疑問にお答えします。

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「冬キャンプにいきたいけど、寒さ対策がよくわからない」

こういった理由で冬キャンプを断念している方がたくさんいます。

たしかに冬キャンプは夏と比べると難易度が高いです。

ですが、実際に冬キャンプを体験すると「意外にいけるな」と感じる人もたくさんいます。

ポイントは、

事前に必要な対策冬用装備を準備しておくことです。

そのため今回は、初めての冬キャンプでも暖かく眠れる方法をご紹介。

実際に私自身の失敗も含めた「ノウハウ」を紹介していきますね。

【入門編】冬キャンプで暖かく寝る方法|3つの寒さ対策【初心者必見】

YOKA
YOKA

冬キャンプで暖かく寝る方法は3つの寒さ対策にあります。

  1. 底冷え対策
  2. 寝床対策
  3. 服装対策

寒さ対策①:底冷え対策

アルニカ

底冷え対策とは地面からの冷気を軽減する対策のことです。

じつは冬キャンプで眠れない原因の多くは、この底冷え対策が不十分なことにあります。

じゃあ、どう対策すればいいの?

一番かんたんな方法は、

電源サイトを利用して、ホットカーペットを使用することです。

ホットカーペット
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これが一番暖かくてコストが抑えられる方法ですね。

ですが、ホットカーペットは普通に使ってはダメです。

じつは、野外では敷く順番に注意しなければなりません。

それがこちらです。↓

  1. 地面
  2. ブルーシート
  3. テントグランドシート(テント)
  4. 銀マット(銀側が上向き)
  5. ホットカーペット
  6. ブランケットorラグ

大切なことは、何枚もシートを重ねることで「空気の層」をつくること。

空気の層があることで断熱効果と保温効果が高まりますよ。

くわしくは「【冬キャンプ初心者必見】ホットカーペットの上手な使い方+注意点」をご確認ください。

銀マットも大切

銀マット
銀マット

やっぱり、銀マットも必要なのかな?

そうですね。

ホットカーペットだけでは底冷えを軽減できないので銀マットも必要です。

ただし、銀マットは必ず厚さ8mm以上のものを購入してください。

それ以下だと寒さを軽減できないので、寒くて眠れない夜を過ごすとこになります。

おすすめの銀マットはこちらですね。↓

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銀マットのくわしい説明は「【結論:厚さ8mm以上】冬キャンプでおすすめの銀マット6選」で解説しています。

コットも必要?

コット
コット

コットとは簡易ベッドのことで、寝床が直接地面に触れないため底冷えを軽減できます。

ですが、家族で冬キャンプとなると家族全員のコットを用意する必要があり、なかなかハードルが高いです。

しかしながら、

電源サイトでホットカーペットを使うならコットは必要ありません。

基本的には、ホットカーペットがあればコットがなくても底冷え対策は十分ですよ。

ただし、電源サイトを利用すると好きな場所」で冬キャンプができないというデメリットがあります。

えっ?どういうこと?

つまり、キャンプ場を選ぶ時に電源サイトの有無が最優先になってしまい「湖の目の前でキャンプしたい」であったり、「海の見える場所でキャンプしたい」といったロケーションを中心に選ぶことが難しくなります。

池の山キャンプ場
池の山キャンプ場

そんな時に活躍するのが『コット』です。

コット
コット

コットがあれば、湖畔や川沿いなど、電源がなくても好きな場所で冬キャンプができます。

そのため、家族と初めての冬キャンプなら「電源サイトでホットカーペット」

もしくは、何回か冬キャンプの経験があり、ソロキャンプで好きな場所に行きたいなら「コット」がおすすめですよ。

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コットに関してくわしく知りたい方は「高品質VSコスパ】冬キャンプおすすめコット5選【結論:リセール重視】」をご確認ください。

じつは、コット選びのポイントはリセールバリューにあります。

くわしくはこちら↓

寒さ対策②:寝床対策

ナンガ
ナンガ

冬キャンプで暖かく眠る方法の2つ目は寝床対策です。

寝床対策とは「シュラフ内の温度」を高める対策のことです。

つまり「どんなシュラフを使うのか?」という話になります。

これには、2つの選択肢があります。

①電源サイトなら3シーズンシュラフ

電源サイト

電源サイトを使用してホットカーペットを利用するなら3シーズン用のシュラフで大丈夫です。

えっ!本当に3シーズンシュラフで大丈夫なの?

はい、大丈夫です。

実際に私は家族で冬キャンプに行く場合には、電源サイトでホットカーペットを利用して「3シーズンシュラフ」で寝ています。

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念のため、人数分の毛布も持っていきますが、子供達は寝汗がひどくなるので、夜中には毛布を外しています。

つまり、ホットカーペットがそれぐらい暖かい暖房器具だということです。

そして3シーズンシュラフで眠れるということは冬用シュラフを購入する必要がないということ。

冬用シュラフとは、羽毛で作られているシュラフのことで、最低でも3万円以上します。

この高額な冬用シュラフを購入するということが、冬キャンプを始める時の高いハードルになっているのです。

ですが、ホットカーペットを利用すれば、冬用シュラフを購入する必要がないので、コストを低く抑えることができます。

ホットカーペットを使うメリットに関しては「【電源サイトはコスパ最強】冬キャンプ初心者におすすめのサイト活用術」をご確認ください。

さらには、電源サイトだからこそコンセントで電気毛布も使えます。

寒いときはシュラフに入れることができて価格もリーズナブルなので1枚持っておくと重宝しますよ。

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②フリーサイトなら冬用シュラフ

ナンガシュラフ
ナンガ

電源サイトを利用しない場合は、冬用シュラフが必要です。

先ほどもお話しした通り、冬用シュラフとは羽毛で作られたシュラフのことです。

冬でも暖かく眠れますが、値段が3万円以上することがデメリット。

ですが、冬用シュラフには以下3つのメリットもあります。

  • 好きな場所でキャンプができる
  • 品質が高いので10年使える
  • 将来的な登山にも使える

個人的には、いきなり家族分の冬用シュラフをそろえることは難しいので、ソロ用に自分のシュラフからそろえるのがよいかと。

もちろん、奥さんには白い目で見られますが「問題なかったら家族分も買う!」という名目で買ってみるのがおすすめですよ。

シュラフに関しては「【失敗しないシュラフ特集】冬キャンプおすすめの冬用シュラフ/寝袋10選」でくわしく解説しています。

寒さ対策③:服装対策

SUBUスブ
SUBUスブ

寒さ対策の最後は服装対策です。

服装対策とは、服装で防寒対策をすることです。

まあ、当たり前のことですね。

ですが、服装は何を着てもいいわけではありません。

ポイントは、

レイヤリングです。

レイヤリングとは重ね着のこと。

じつは、暖かく過ごすためには、効果的なレイアリングが大切です。

それがこちらです。

  1. ベースレイヤー(吸水速乾性)
  2. ミドルレイヤー(保温性)
  3. アウターレイヤー(防水性、防風性、透湿性)

う~ん。よくわからないな…。

そうですよね。

なので、私が普段冬キャンプに着ている服装がこちらになります。

  • 超極暖(UNIQLO):ベースレイヤー
  • 裏起毛パーカー(UNIQLO):ミドルレイヤー
  • インナーダウン(UNIQLO)
  • 綿アノラックパーカー(ワークマン):アウターレイヤー
  • 焚き火パンツ(ワークマン)
  • 冬用サンダル(スブ)
  • 裏起毛靴下(しまむら)
  • 裏起毛ネックウォーマー(UNIQLO

こういった順番で重ね着をしていくと保温効果がまして暖かくすごせますよ。

あとは、基本的に高い服ではなく「ガシガシ使えて暖かい服装」にしています。

最初は高いブランドの服にも興味がありましたが、冬キャンプは焚き火の近くにいることが多いので、結構、服に穴が開きます。

UCO
UCO

なので、今では「使いやすくて安心」といった服装を中心に選んでいますね。

まあ、最近では難燃素材もでてきているので、おしゃれなメーカーの服も着やすくはなっています。

服装に関しては【完全防御】冬キャンプの服装はコレで決まり|初心者向けコスパ重視でくわしく解説しています。

おしゃれな難燃素材の服も紹介しているので、興味がある方はご確認ください。↓

まとめ

ルミエールランタン
ルミエールランタン

本日は『冬キャンプで暖かく寝る方法』を説明しました。

まとめると暖かく眠るには3つの寒さ対策が重要です。

  1. 底冷え対策
  2. 寝床対策
  3. 服装対策

そして基本的には、

  • 電源サイトを使う場合
  • 電源サイトを使わない場合

この2つで必要な装備が変わってきてしまいます。

個人的には、下記の使い分けがおすすめです。

家族で行く場合には、安全でコストが安い電源サイト

ソロキャンプで行く場合には、好きな場所に行けるフリーサイト

もちろん、冬キャンプをしていく中で考え方を変えてもいいと思いますよ。

何よりもまずは「最初の冬キャンプ」から経験しましょう。

それでは、楽しい冬キャンプを。

P.S.まだ冬キャンプが心配な人へ

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