【スカートは必要?不要?】冬キャンプ経験者がスカートのリアルを解説

スカート
スカート

冬キャンプが心配な人
「冬キャンプにスカートがなくて大丈夫かな?できれば新しくテントを買うのは避けたいんだけど…。経験者はどんなふうに過ごしているの?教えてほしいな」

こんな疑問にお答えします。

✔この記事を書いた人

▶冬キャンプ歴1,000時間以上
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冬キャンプにスカートがないと確かに不安になります。

特に、初めての冬キャンプであれば勝手がわからないのでなおさらですね。

「…スカートなしでいけるのかな?」

悩んでいる人

そんな、悩みをお持ちの皆さん。

安心してください。

冬キャンプに『スカートは不要』です。

もっと正確に言うなら、

冬キャンプにスカートは不要です。

でも、あったら便利』

正直、スカートとはこの程度の装備です。

もちろん、雪中キャンプは別です。

しかし、それ以外の環境であれば、スカート無しでも冬キャンプはできます。

ちなみに、

この記事を書いている私は、冬キャンプ歴1,000時間以上。

特に、ソロキャンプではスカート無しのテントで、何度も冬キャンプを過ごしています。

その経験を活かした、リアルな話をしていきますね。

冬キャンプに『スカートが不要』な理由

ソロベース
ソロベース

冬キャンプにスカートは不要です。

なぜなら、

『冬用装備』を使うことで暖かくすごせるからです。

つまり、スカートがなくても、それ以外の冬用装備を使うことで暖かくすごせます。

え?本当に大丈夫なの?

そう感じた皆さん。安心してください。

そんな疑問にきちんと解説していきます。

まずは、スカートの役割から整理していきましょう。

スカートの役割は?

スカート
スカート
  • 虫の侵入を防げる
  • 雨の跳ね返り防を止
  • 保温性能が高い

スカートがあることで、

夏場はなどのテントへの侵入』を防ぐことができます。

そして、

雨天時はなどのテントへの侵入』を防ぐことができます。

最後に、

冬場は冷気のテントへの侵入』を防ぐことができます。

つまり、スカートは『防壁の役割』を果たしているんです。

スカートは「防壁」の役割

アルニカ
アルニカ

つまり、スカートがない問題点は、防壁がないことによる『保温性能』の低下です。

したがって、

スカートがないことで保温性能が低下しても、暖かく過ごせる『冬用装備』を活用できれば、その分暖かくなるのでスカートが不要なのです。

では、どんな冬用装備を使えば、快適に過ごせるのでしょうか?

それを、詳しく見ていきましょう。

冬キャンプ”スカートなし”の『必須装備』とは?

ソロベース
ソロベース

これは2つのパターンで冬用装備が異なります。

簡単に言うと、電源サイト

使うのか?』or『使わないのか?』

これによって、持っていく装備が違うのです。

電源サイトを使う場合

電源サイト

電源サイトにはこちらの装備が必要です。

  • 電気カーペット
  • 3シーズンシュラフ
  • 電気毛布(予備)
  • 人数分の毛布(予備)
  • 石油ストーブ
  • インナーテント(カンガルースタイル)

電源サイトの冬用装備:ホットカーペット

ホットカーペット
ホットカーペット

まずは、

電源サイトを利用し『ホットカーペット』を使用すること。

これが最も大切な装備です。

なぜなら、

冬の天敵である地面からの『底冷え』を軽減してくれるからです。

これによって、冬でも快適に過ごせます。

そのため、特に家族でスカートなしの冬キャンプをするなら必須装備になりますよ。

興味がある方は「【冬キャンプ初心者必見】ホットカーペットの上手な使い方+注意点」をご確認ください。

そして、『ホットカーペット』は底冷えを軽減するだけでなく、ホットカーペット自体が熱を発する暖房器具なので、体を暖める効果もあります。

そのため、

なんと『3シーズンシュラフ』でも眠れるのです。

え、本当に眠れるの?

はい、本当です。

私の場合は、4人家族(子供2人)で、3シーズンシュラフと、保険として人数分の毛布と電気毛布を持っていきます。

ですが、子供の場合は毛布も掛けると熱すぎるらしく、汗をかきすぎてしまうので、いつも夜中には外しています。

3シーズンシュラフ
3シーズンシュラフ

それぐらい、ホットカーペットが暖かいということです。

さらには、

『石油ストーブ』があると完璧ですね。

ギアミッション

テントにスカートが付いていないので、当然、外から冷気が入ってきます。

しかし、石油ストーブが冷たい空気を暖めてくれるので、むしろテントの中は「ちょうどいい」という感覚になりますよ。

ただし、

じゃあ、石油ストーブは持ってないので検討してみようかな?

という方は注意が必要です。

なぜなら、

石油ストーブを選ぶ際には『火力』とテントの『大きさ』を合わせる必要があるからです。

つまり、ちゃんと火力を考えて買わないといけないんですよね。

間違ってテントの大きさにあっていないストーブを買うと、いくら石油ストーブで温めても寒いままになってしまいます。

そのため、必ずテントの大きさに合った石油ストーブを買いましょう。

でも、どうやって選ぶの?

安心してください。こちらでテントの大きさごとの目安をまとめています↓

▶【結論:火力重視】冬キャンプおすすめ石油ストーブ5選+正しい選び方

■冬用装備で保温性能を高める

最後に、保温性能を高めるために『インナーテント』が必要になります。

インナーテント
インナーテント

付属しているインナーテントが無ければ、他のテントのインナーテントでも構いません。

大切なことは、

テントを2重にすることで、空気の層をあえて作り出し断熱効果保温効果を高めることです。

これは別名「カンガルースタイル」とも呼ばれています。

カンガルー

親テントの中に子テントがあるイメージですね。

このスタイルによって、スカートがないテントでも冷気遮断し、子テントの中で暖かく眠れます。

おすすめのインナーテントはこちら。

おしゃれキャンパーにはノースフェイスかMSRが人気ですよ。

電源サイトを使わない場合

ソロベース
ソロベース
  • コット
  • 冬用シュラフ
  • 石油ストーブ

電源サイトを使わない場合は、電気カーペットが使えないので、その代わり『コット』『冬用シュラフ』が必要です。

ヘリノックス コット

『コット』とは簡易ベッドのことで、地面に接地していないので、地面の底冷えを軽減することができます。

また、

『冬用シュラフ』とは羽毛で作られたシュラフのことで、シュラフ内での保温効果を高めることができます。

この2つの冬用装備を使用することで、スカートがないテントでも暖かく眠ることができるのです。

もう少し詳しい話が聞きたい方はこちらを。↓

▶【祝:電源なし】冬キャンプを快適に過ごす冬用装備【結論:無敵です】

私のリアル体験談

私が冬キャンプに行く場合は、ファミリーキャンプソロキャンプでテントを使い分けています。

そして、ソロキャンプではスカートなしのテントを使って冬キャンプをしているので、その状況を説明していきます。

ソロキャンプの時には…

ソロベース

バンドックのソロベースという軍幕タイプのテントを使っています。

このテントはポリコットン素材ですが、『スカート』がありません。

なので、『コット』『冬用シュラフ』『石油ストーブ』を使って冬キャンプをしています。

ソロキャンプの時には…③

基本的に、私が冬キャンプをする際の気温は-2℃前後です。

実際に、何度もこのスタイルでキャンプをして感じることは、

「スカートがなくても問題ない

ソロベース

ということです。

「寒いかな?」と感じるのは寝るために石油ストーブを消し、テントを締めた時ですかね。

その時は、下の隙間から風が入ってきて、少し寒いです。

ですが、

『冬用シュラフ』に入ってしまえば、中は暖かいので熟睡できます。

そのため、やはり冬用装備があれば、スカートが無くても安心して眠れますよ。

それでも、スカートが欲しいなら・・・

スカート
スカート

スカート』は自作も出来ます。

多少不格好にはなりますが、暖かさには代えられないと思うのであれば、こちらをご覧ください。

また、

う~ん。やっぱり新しいテントを買おうかな?

と思う人にはこちらの記事を。

このサイトで一番人気のある記事です。↓

まとめ

YOKA
YOKA

いかがでしたでしょうか?

本日は、冬キャンプ経験者がスカートのリアルを説明しました。

基本的には、スカートの有無はそこまで重要ではありません。(でも、あったら便利)

それよりも、

寒さ対策に必要な『冬用装備』の方が重要です。

ファミリーキャンプなら、

電源サイトで『ホットカーペット』を使用し、『石油ストーブ』と『インナーテント』を使用することが一番。

また、ソロであれば

『コット』と『冬用シュラフ』と『石油ストーブ』があれば完璧ですね。

きちんとした冬用装備さえ準備できたら、スカートがなくても暖かく過ごせますよ♪

それでは、楽しい冬キャンプを。

P.S.スカートがなくても私のように一酸化炭素中毒の危険があります。↓

▶【こうして私は一酸化炭素中毒になりました…】冬キャンプでの大失敗

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