【一酸化炭素中毒者が選ぶ】冬キャンプで使える安全な暖房器具5選

サーカスTC ハンター

安全な暖房器具を探している人
「冬キャンプで使える暖房器具を探しています。でも、テントの中では一酸化炭素中毒が怖いです…。なので、安心して使える暖房器具を教えてください!」

こういった疑問にお答えします。

この記事でわかること。

  • 安全で暖かい暖房器具がわかる
  • 電源サイトの注意点がわかる
  • 電源サイトを利用しない安全な過ごし方がわかる

今回は『安全に使える暖房器具』を紹介します。

ときどきキャンプ場で一酸化炭素中毒による事故が報道されます。

最悪の場合は死にいたる危険性もあり、とても怖い事故です。

そのため、

ぜったいに一酸化炭素中毒にはなりたくない!

そう考える人も多いはず。

そのため今回は、

一酸化炭素中毒の心配をしなくてもよい「安全な暖房器具」をご紹介。

この記事を読めば、安心して冬キャンプを過ごすことができますよ。

ちなみに、

私は一酸化炭素中毒になりました。

私の油断が招いた冬キャンプ最大の失敗です。

だからこそ、私のような経験をしないように、くわしく解説していきますね。

※当時の事故はこちらの記事を参考にして下さい

✔この記事を書いた人

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冬キャンプで使える安全な暖房器具5選

安全に暖かく冬キャンプを過ごしたいなら、電気暖房が一番です。

電気暖房は、石油ストーブと違い酸素を取り込んで燃焼させないので「一酸化炭素」が発生しません。

そのため基本的には、

「電源サイト」を利用し電気暖房を使用する

これが最も安全な方法です。

そこで今回は、電源サイトで使用できる「電気暖房」を紹介します。

その①:ホットカーペット

ホットカーペット

まず、最初に紹介するのはホットカーペットです。

ホットカーペットを使用すると安全に暖かくすごせます。

特に、ホットカーペットは地面からの冷気を遮断してくれます。

冬の冷気は本当に強烈で、対策が不十分だと寒くて眠ることができないのです。

また、ホットカーペットはそれ自体が熱を発しているので、冷気を遮断するだけでなく、体を温めることができます。

そのため、安心して冬キャンプを過ごしたいなら「必須のアイテム」ですよ。

おすすめはこちらの商品。↓

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もちろん、家で使っているホットカーペットがあればそれでも大丈夫です。

ただし、ホットカーペットを使うときには大切なことがあります。

それは敷く順番です。

  1. 地面
  2. ブルーシート
  3. テントグランドシート(テント)
  4. 銀マット(銀側が上向き)
  5. ホットカーペット
  6. ブランケットorラグ

基本的にはこの順番で敷いていきます。

詳しくは「【冬キャンプ初心者必見】ホットカーペットの上手な使い方+注意点」を参考にして下さい。

ホットカーペットの「注意点」と「効果的」な使い方をまとめています。

その②:電気毛布

電気毛布

続いては、電気毛布です。

電気毛布は『最強の暖房器具』です。

ブランケットとしても使えますし、寒い時には寝袋に入れて使えます。

そして、

ちょっと寒いな…。

と感じたらすぐに羽織ることもできます。

価格も手ごろなので1枚あると本当に重宝しますよ。

おすすめはSugiyamaの電気毛布です。

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キャンパーに大人気のアイテムで、その理由は「手頃な価格」と「耐久性」です。

私も4年以上使っていますが、まだまだ現役で活躍していますよ。

また、電気毛布は消費電力が少ないので、ポータブル電源を使うと「電源サイト以外」でも使用することができます。

つまり、

自分の好きな場所で冬キャンプができるのです。

詳しくは「【電気毛布が最強】冬キャンプで本当に使える暖房は電気カーペットじゃない理由」を参考にして下さい。

「電気毛布」と「電気カーペット」のメリットデメリットを解説しています。

その③:電気ストーブ


こちらは電気ストーブです。

電気ストーブは、テント全体を暖める火力はありませんが、手や足などの末端を暖めることに向いた補助暖房です。

そのため、

ちょっと肌寒い

と感じるときにちょうどいい暖房器具です。

転倒時電源OFFシステムもついているので、火災の心配もありません。

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また、最近では「おしゃれな電気ストーブ」がたくさんあります。

特に、

女性におすすめ」なのがこちらの電気ストーブです。

【結論:安全第一】冬キャンプにおすすめの電気ストーブ6選+注意点

その④:セラミックヒーター


こちらはセラミックヒーターです。

セラミックヒーターはスイッチを入れたら、すぐに暖かい風が出てきます。

このスピードの速さは、セラミックヒーターの魅力のひとつですね。

おすすめは山善のセラミックヒーターです。

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こちらのセラミックヒーターは「色の種類」も豊富で、自分好みの色を選べます。

また風の向きも上下で動かせますよ。

ただし、セラミックヒーターを使う場合には、電源サイトの上限W数に注意が必要です。

上限W数に関しては、記事の後半で解説しますのでもう少々お待ちください。

その⑤:湯たんぽ


最後に紹介するのは「湯たんぽ」です。

「湯たんぽ」は電気暖房ではないですが「安全」で「経済的」な暖房器具なので紹介します。

特におすすめは「マルカの湯たんぽ」ですね。

沸騰したお湯を本体に注げばいいだけなので、とてもかんたんで経済的です。

そのため、

手軽」で「安全」な暖房器具がほしい…。

と感じる方にはぴったりの商品です。

じつは、

私も一番重宝しているのがこの湯たんぽ。

「でも、取り扱いがめんどくさそう…」

こう感じて、長年「湯たんぽ」を使わなかった自分に後悔しています。

「もっと早くから使っておけばよかった…」

こう感じた理由は「湯たんぽ最強伝説】冬キャンプでの効果的な使い方と注意点」で解説しています。

皆さんにも、早くこの手軽さに気付いてほしい(笑)

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電源サイトの注意点

電源サイト

電気暖房を使用するためには「電源サイト」を使う必要があります。

そして、電源サイトを利用する上でよくある質問がこちらです。

一度にたくさんの電化製品は使えるの?

結論:使えません

そうなんです。

じつは、電源サイトは上限W数が決められているので、一度にたくさんの暖房器具は使えないのです。

基本的に、

電源サイトの上限W数は1,000W~2,000Wとなっています。

仮に、上限W数を超えて電気を使用した場合には、電源サイトのブレーカーが落ちてしまいます。

しかも、電源サイトの電源は、お隣の区画サイトと同じ電源を使っている場合もあるので「自分たちだけでなく、お隣のブレーカーも落してしまった…」といった失敗もよく聞きます。

そのため、上限W数は必ず意識して暖房器具を使いましょう。

また、キャンプ場によってはA(アンペア)表記なので、こちらを参考にして下さい。↓

W(ワット)A(アンペア)
1000W10A
2000W20A
3000W30A

さらには、こちらで電化製品ごとの平均的な使用電力をまとめています。

暖房器具W数A数
電気カーペット(3畳)800W8A
電気毛布40W0.4A
電気ストーブ1000W10A
セラミックヒーター800W8A

また、

電源サイトには何を持っていけばいいの?

この疑問には「【電源サイトの必需品】冬キャンプで必要な持ち物7選【初心者必須】」でお答えしています。

初めて電源サイトを利用する方」は参考にしてみて下さい。

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「電源サイトが無い」キャンプ場の場合

「電源サイトが無い」キャンプ場の場合はどうしたらいいですか?

そういった場合は『ポータブル電源』を使いましょう。

ポータブル電源は、電源サイトよりも使用できるW数は少ないですが、それでも「電気毛布」なら使うことができます。

でも、ポータブル電源は高いでしょ?

そうですね。

冬キャンプで使用できるようなポータブル電源は、最低でも5万円以上はしますね。

ですが、こういった方は「ポータブル電源」を検討してもよいと考えています。

  • キャンプで「プロジェクター」や「パソコン」などの使用を考えている
  • 「車中泊」も視野に入れている
  • 「災害時」の備えとして持っておきたい

くわしくは「【機械音痴さん必見】おすすめのポータブル電源5選【冬キャンプ】」をご確認ください。

機械が苦手な人でも、わかりやすいように解説しています。↓

もしくは、石油ストーブも

アルニカ

う~ん。ポータブル電源を購入するなら、怖いけど「石油ストーブ」を検討しようかな…。

このように感じる人は「【祝:電源なし】冬キャンプを快適に過ごす冬用装備【結論:無敵です】」を参考にして下さい。

確かに、一酸化炭素中毒は怖いですが「一酸化炭素チェッカー」など必要な装備を揃えると、危険度は下がりますよ。(詳しくはこちら

やはり、

冬を快適に過ごすために「どのような選択肢があるのか?」

といったように対策を知ることにリスクは何もありませんので、「安全」と「快適」のバランスを取って「自分に合った選択肢」を選ぶことも大切ですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は、冬キャンプで使える『安全な暖房器具』を紹介しました。

基本的には

電源サイト」で「電気暖房」を使うことが、もっとも安全な選択です。

やはり、電源サイトのメリットはそれほど大きいのです。

しかし、注意点もあります。

それが電源サイトの「上限W数」でしたね。

基本的には、1,000W~2,000Wが上限W数です。

したがって、

電源サイトの「上限W数」と暖房器具の「使用電力」を意識しながら使用すること

これが電源サイトの注意点です。

それでは、楽しい冬キャンプを。

P.S.冬キャンプが初めての方へ

冬キャンプの全てを網羅した「完全ガイド」を作成しました。

冬キャンプ初心者の方はまずは「【冬キャンプ入門】寒さ対策のまとめページ【結論:初心者必須です】」を参考にして下さい。

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