冬キャンプでお座敷スタイルにしようか迷っています。すごい快適って聞いたんだけど、本当にそうなの?あと、実際の作り方や必要なアイテムも知りたいな…。
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いた人
本日はお座敷スタイルの魅力と作り方を説明します。
今回は特に、
「冬キャンプでお座敷スタイルにしようか迷っている」
こんな人におすすめの内容となっております。
✔この記事でわかること
- お座敷スタイルの魅力
- お座敷スタイルの作り方
- 快適に過ごすアイテム
それでは、説明していきますね。
【基本から学ぶ】冬キャンプお座敷スタイルの魅力+作り方
お座敷スタイルの魅力。
それは一言でいうと
靴を脱ぐ快感
これに尽きます。
実は、
心理学的にも身に着けている物を脱ぐという行為は『快感』に繋がるとされています。
そのため、例えば会食のときも靴を脱ぐ場所の方が親密になりやすいのです。
また、日本人は「家に帰ると靴を脱ぐという」という習慣が当たり前のようにあるので、テントの中で靴を脱ぐと『家にいるような快適さ』を味わうことができます。
さらにはこんなメリットも。
つまり、快適さがアップするということですね。
お座敷スタイルのデメリットは?
私は家族でキャンプに行く際には、お座敷スタイルです。
しかし、ソロで行く場合には、お座敷スタイルではありません。
両方経験した私が感じるお座敷スタイルのデメリットはこちらです。
- 単純に手間がかかる
- 靴を履くことが面倒くさい
くわしく解説します。
①単純に手間がかかる
あくまでも、お座敷スタイルを『する場合』と、『しない場合』を比べての印象です。
まあ、単純に作業量が増えますので、手間はかかります。
一番大変なのは、帰るときです。すべて畳んでフロアマットを乾かす作業が「めんどくさい」と感じます。
でも、キャンプ中は妻や子供たちが快適そうなので、必要な手間だと思い割り切っています。
②靴を履くことが面倒くさい
これも度々感じます。
「靴を脱ぐのは快適なんだけど、逆に靴を履くのがめんどくさい」
・・・分かっています。わがままですよね?
でも、そう感じてしまうのです。
トイレや焚き火など、特に両親は意外にテントに籠りっぱなしにはならないです。
その為、ブーツなどを履いてくると本当に大変。わざわざ結び直すのが面倒です。
でも、サンダルを履くことで、この問題も軽減されます。
特にSUBUのサンダルは暖かいし、値段もお手頃なので便利ですよ。
お座敷スタイルの作り方
続いては、お座敷スタイルの作り方を紹介します。
お座敷スタイルで注意すべきことは、
『底冷え対策』をしっかりとする
これに尽きます。
特に冬のキャンプでは地面からの冷気は恐ろしいほど冷たいです。
せっかくのお座敷スタイルでも、床が冷たいと快適に過ごせないですよね?
なので、基本的にはこの順番で重ねていきます。
- 地面
- ブルーシート
- テントグランドシート(テント)
- 銀マット(テントマット)
- ホットカーペット
- ブランケット ラグ
やはり、最初は電源サイトを利用してホットカーペットを使うことをおすすめします。
もちろん、電源サイトを使うとサイト料金は少し高くなります。(+2,000円∼3,000円)
ですが、高額な冬用装備を買う必要が無いので、じつはコスパが高いのです。
▶【電源サイトはコスパ最強】冬キャンプ初心者におすすめのサイト活用術
重ね方のポイントは「空気のミルフィーユ」
ポイントは空気の層でミルフィーユを作ること
つまり、1枚のマットだけでなくブランケットやラグなどを何枚も重ねることで、断熱効果と保温効果を高めます。
なので、重ねれば重ねるほど暖かいということですね。
▶【冬キャンプ初心者必見】ホットカーペットの上手な使い方+注意点
簡易コタツの作り方(電源無しサイト用)
「電源無しサイトでも、快適なお座敷スタイルがしたい」
そういう人のために簡単なコタツの作り方を紹介します。
- お座敷スタイルのラグの上に、テーブルを載せる。
- その上にシュラフかブランケットを被せる。
- その上にテーブルの天板か、すのこを載せる
- 熱源の湯たんぽを中に入れる
キャンプの人数が2人なら湯たんぽはひとつで足りますが、4人家族なら湯たんぽはふたつ必要になります。
ちなみに、「湯たんぽ」はキャンパーに大人気のマルカがおすすめですよ。
もちろん、電源サイトであればもっとかんたんです。
電気カーペットがあるので熱源に湯たんぽはいりません。
そのままテーブルと被せる物を置いて完成ですね。
快適に過ごすアイテム
いままでは、お座敷スタイルの魅力と作り方を説明しました。
ここでは、お座敷スタイルをより快適に過ごせるアイテムを紹介します。
自分が使っていく中で便利だと思った物を厳選したので、参考にしてみて下さい。
①コールマン(Coleman) リビングフロアシート 270 約270×270cm 170TA0068
コールマン(Coleman) リビングフロアシート 270 約270×270cm 170TA0068
これは、正直コールマンでなくてもいいです。
おすすめのポイントは、
フロアシートに淵が付いている
ということ。
これは、本当に大切です。
淵が付いていないと、特に子供が靴を脱ぐときに砂がたくさん座敷に入ってきます。
これは地味に嫌なんです。
また、このようなフロアシートではなくても、靴を脱ぐ用の「すのこ」のようなものでも軽減されますよ。
下記の商品を参考までに。
②TOYOTOMI(トヨトミ) 対流型 石油ストーブ 【コンクリート24畳~木造17畳】
こちらはトヨトミの対流型の石油ストーブです。
やはり、冬キャンプにお座敷スタイルで快適に過ごすためには『ストーブ』は欠かせません。
ストーブを選ぶ上で大切なポイントは、テントの大きさに合った火力を選ぶことです。
これは、ほとんどの人ができていません。
なぜなら
各ストーブが推奨している火力毎の広さ(畳)目安は『野外のテントの広さ』と同じではない。
ここを見逃すからです。
つまり、各メーカーのストーブ推奨の広さ(畳)は屋内の広さで暖かくなる目安です。
そのため同じ広さでも屋外であればもっと「大きな火力」が必要になります。
くわしくは「【価格・燃費比較】石油ストーブのおすすめ6選【冬キャンプ初心者向け】」をご覧ください。
ストーブを検討するなら『失敗しない方法』を理解しましょう。
③エルパソ ELPASO ニューダイヤモンドブランケット
こちらはエルパソで一番人気のブランケットです。
エルパソでなくてもいいのですが、せっかくのお座敷スタイルです。
「おしゃれな空間で、ゆっくり過ごしたい」
そう思う方にはおすすめです。
もちろん、エルパソ以外にもおすすめのブランケットやラグがありますので以下を参考までに。
まとめ
本日は、お座敷スタイルの魅力と作り方を中心に解説しました。
たしかに手間はかかります。
ですが、その分、快適になるのがこのお座敷スタイルです。
次回の冬キャンプで試してみて下さい。
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