
「冬キャンプ用のコットで迷ってる…。ヘリノックスは魅力的だけど高いし、コスパ重視のほうがいいのかな?経験者の意見を聞きたい!」
こういった疑問にお答えします。
✔この記事でわかること
- 冬キャンプにおすすめのコット5選
- 高品質モデルとコスパ重視モデルの違い
- 失敗しないコットの選び方のポイント
冬キャンプではコットがあると地面からの冷気を遮断でき、快適に眠ることができます。そのため、コットは冬キャンプの必須アイテムといえます。
ただし、いざ選ぼうと思うと種類が多すぎて迷うもの。「高品質モデルにするべき?」「コスパ重視でも十分?」と悩む方も多いはずです。この記事では、冬キャンプ歴のある筆者が、高品質とコスパモデルを比較しながら、おすすめのコット5選を紹介します。
【高品質VSコスパ】冬キャンプおすすめコット5選【結論:リセール重視】

まずは、ヘリノックスコットの特徴と魅力を紹介します。
①:ヘリノックス タクティカルコット


- 組み立て式のコット(折りたたみ簡易ベット)
- 使用時サイズ:幅190cm×奥行き68cm×高さ16cm
- 収納時サイズ:54cm×16.5cm
- 総重量:2540g
- 耐加重:145kg
こちらはヘリノックスのタクティカルコットです。
ヘリノックスで一番人気のモデル。
このタクティカルコットは、A&Fから販売されており、ミリタリーテイストな見た目が無骨キャンパーの心を鷲掴み。
私も、この見た目に惹かれて『コヨーテ』カラーを購入しました。
やっぱり、無骨な見た目が最高ですよね。
その他にも、ブラックやカモフラージュ柄もあります。


また、下の写真を見てもらうとわかるのですが、コットの周りにはループがあり、専用のストレージを付けることもできます。

このストレージもはとても便利で、携帯の充電器やメガネケースといった小物を入れるのに最適ですよ。

この多機能性がタクティカル(戦術的)の所以ですね。
また、モンベルから出ているヘリノックスのコットワンシリーズもあります。

基本的なサイズ感と寝心地は、タクティカルコットと変わりません。
大きな違いは3つです。
- カラー(ベージュ、グリーン、レッド、ブラック)
- ループやポケットが無い
- お値段(1万円以上安い)
原色に近いカラーリングが特徴的で、『レッド』や『グリーン』は女子キャンパーにおすすめです。
差し色効果で、一気にサイトが華やかになりますよ。
続いては、私が2年以上使って気づいた、ヘリノックスコットの魅力を解説します。
■ヘリノックスの魅力

ヘリノックスのコットの魅力は4つです。
- 寝心地が抜群
- ローコットにも、ハイコットにもなる
- 軽くてコンパクト
- ちょっとドヤ顔が出来る
ヘリノックスの魅力①:寝心地が抜群

ヘリノックスのコットは寝心地が抜群です。
「ギュッ」と張ったテンションが生地を「パンパン」にして、体が深く沈み込みません。
長年、コットを使って感じるのは、
コットの良し悪しは
寝心地が全て
ということ。
寝心地が悪いと「やっぱり満足できない…」となり、結局、新しいコットを買い直すことになります。
なので、最低でも1万円以上のコットがおすすめです⇒こちらをクリック!
ヘリノックスの魅力②:ローコットにも、ハイコットにもなる
変形タイプは本当に便利です。
ローコットはそのコンパクトさから、小さいテントにピッタリです。

一方で、
ハイコットは、地面から遠くなるため、寒さを軽減します。

また、そもそも高さがあるので乗り降りの際、腰に負担がありません。
これは、腰痛持ちの人には本当に助かる機能。
こちらの付属部品を取り付けることで、ハイコットになりますよ。

変形も簡単で、所要時間は約1分です。
ヘリノックスの魅力③:軽くてコンパクト

重さが、たった2.4kgなので、
バックバックやバイクツーリングに最適
一番長い部分で54cmとコンパクトなので、
車載量がとても少なく抑えられる
この2つは、他のコットにはなかなか無いメリットです。
実際に、使用してもその手軽さには驚きます。
それでいて、耐荷重は145kgありますからね。
『手軽さ』と『丈夫さ』を合わせ持った最強のコットです。
ヘリノックスの魅力④:ちょっとドヤ顔ができる

値段が高いからこそ。
寝心地が最高だからこそ。
持っているだけでドヤ顔になれます。
友人から「やっぱりヘリノックスのコットはかっこいいね」と言われると
「ニヤニヤ」が止まりません。
このヘリノックスのコットを持っているという『満足感』が、寝心地だけでなく、心も満たしてくれます。
つまり、
結論:最高の自己満アイテムですね
■ヘリノックスのデメリット

ここからは、ヘリノックスコットのデメリットを説明します。
2年間使用して感じたデメリットは3つです。
- 価格が高い
- 組み立てに多少時間がかかる
- 盗まれる心配がある
デメリット①:価格が高い

これが最大のデメリットですね。
ヘリノックスのコットは最高品質で、手軽で便利で所有欲を満たしてくれます。
でも、高い。本当に高い。
だから、みんな迷うんです。
『ヘリノックスを買おうかな?でも、値段が…』
私の場合も最初はお金がなかったので、ヘリノックスを諦めDODのコットを購入しました。
結局その後に、ヘリノックスのコットを購入するのですが、そこで『大切な考え方』を学びました。
詳しくは記事の後半で解説。
今すぐ知りたい人はこちらをクリック!
デメリット②:組み立てに多少時間がかかる

これは、コンパクトになるアイテムには必ずあるデメリットです。
分解できてコンパクトになる分、組み立てに多少時間がかかります。
大体、5分程度ですね。
例えば、折りたためるハイコットなどは、一瞬で設置できるので、それと比べればデメリットです。
組立時間が短くなれば、その分ゆっくりできる時間が増えますからね。
まあ、個人的には慣れれば5分以内でできるので「そこまで手間ではないかな」と感じてます。
デメリット③:盗まれる心配がある

これは、油断してはいけないデメリットです。
人気があり、高値で売れるからこそ『盗難』には気を付けましょう。
私のいる九州ではそこまで聞かないですが、関東の人気キャンプ場では多いみたいです。
なので、温泉などに行ってテントから離れるときには、大切なものは車に入れるなどの『防犯対策』をしておきましょう。
テントも開けっぱなしにせず、入り口を締めて100均に売っているような、南京錠のカギを付けるのがおすすめです。
実際に入れないようにするというよりも、
盗む際に面倒な環境
にすることが大切ですよ。
ーーーいかがでしたでしょうか?
ここまでは、ヘリノックスの魅力とデメリットを紹介しました。
ここからは、
『やっぱりヘリノックスじゃなくて、別のコットにしようかな?』
と考えている方に、おすすめのコットを紹介します。
②DOD(ディーオーディー) バッグインベッド

DOD(ディーオーディー) バッグインベッド バッグに入る軽量ベッド ツーリングにも CB1-510K
こちらはDODのバックインベッドです。
『コスパが高くて、コンパクトで軽量なコットが欲しい』
という人におすすめのコットです。
価格と品質のバランスが最高で、初めてのコットに最適のコスパの高さ。
私も、初めて購入したのがこのコットです。
個人的には、『ベージュの色合い』にも大満足のコットでした。
③クオルツ 2WAY ライトビーム コット 【ブラウン】

クオルツ 2WAY ライトビーム コット 【ブラウン】 QJHB150
こちらは「サーカステント」で有名なWild-1のオリジナルブランド『クオルツのコット』になります。
最大の特徴は、
組み立て式でコンパクトになり、かつ高さの2段階調整が出来ること
なので、ベンチにも使えますし、車にも楽々で積み込めます。
ただし、組み立てにはちょっとコツがいります。
こちらの記事で詳しく解説していたので、参考にしてください。
④アウトプットライフ イージーコット

アウトプットライフ イージーコット [ ベージュ ] OUTPUT LIFE EASY COT アウトドア キャンプ
こちらはアウトプットライフのイージーコットです。
最大の特徴は、その名の通り
簡単に組み立てができる
ということです。
折りたたみ式なので1分もかかりません。
確かに、メーカーによってはコットの組み立ては面倒なので、このメリットは非常に大きいです。
ただし、こちらはハイコットのみで、ローコットにはなりません。ご注意を。
⑤FIELDOOR アウトドアコット

FIELDOOR 木製 アウトドアコット 耐荷重180kg 収納バッグ付 190×69×40cm キャンプベッド ベンチ 折りたたみ式
こちらは、FIELDOOR のアウトドアコットです。
最大の特徴は、
木製であることのおしゃれ感です。
特に、木製のアイテムを多く取り入れているキャンパーさんにピッタリです。
レトロなロッジ型にも合いますね♪
ハイコットなので、ベンチにもなりますし、価格が手ごろな値段に抑えられています。
懸念点は木製な事による重さ。
全体で約7.4kgあります
しかし、その分、堅牢で耐荷重が180kgありますので、大きい方でも使用できますよ。
結局、どっちを選べばいいの?

ここまで、ヘリノックスとそれ以外のおすすめコットの解説をしました。
で、

結局、どちらを選べばいいの?
ということですよね。
私の場合は、冬キャンプを始めたばかりでお金がなかったので、最初に『DODのバックインベッド』を購入。
その後、1年後に資金に余裕ができたので、DODのバックインベッドをメルカリで売って、その資金をプラスしてヘリノックスのコットを買いました。(購入時:10,000円、売却時:8,000円)
ヘリノックスのコットを買った理由は、3つです。
- ハイコットとローコットに変形できるので腰痛対策になる
- 最高の寝心地を追求したかった
- ヘリノックスでドヤ顔がしたかった
また、DODのバックインベッドを売却した際に気づいたのは、高品質で人気のある商品は『リセールバリュー』が高いということ。
この『リセールバリュー』という考え方が、この記事で一番伝えたいポイントです。
私の場合はDODのバックインベッドを1年以上使いましたが、購入時:10,000円、売却時:8,000円、つまり『差額2,000円』で使っていたようなもの。
もちろん、ヘリノックスのコットも『リセールバリュー』が非常に高い。
特に大きな欠陥が無ければ、売値は買値の8割はかたいです。
つまり、高品質で人気の商品を購入すれば、当初の購入費はかかったとしても、売却時のリセールバリューが高いので、高価格のヘリノックスもそこまで悩む必要はないということです。
したがって、コットがほしいなら最初から『ヘリノックスのコット』を選んでおけば、間違いありません。

ただ、どうしてもお金が…。
という人もいると思うので、そういった人は私のようにDODのバックインベッドを購入するか、今回紹介した他のコットを購入すればよいかと。
その後に、購入したコットで満足できず、かつ資金も溜まっているなら、購入したコットを売却してヘリノックスのコットを購入するのがベストです。
いずれにせよ、
この『リセールバリュー』という考え方が、
『ヘリノックスが欲しいけど、値段が…。』
と悩んでいる人に「そこまで悩まなくても大丈夫」と安心させられる考え方だと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
本日は冬キャンプおすすめのコットとその選び方を解説しました。
個人的に思うことは、
『リセールバリュー』が高いものを選べば『損』はしない
ということ。
それが、買い物で何度も失敗をしている私の教訓です。
「安物買いの銭失い」とは私のこと。
皆さんは、そんな失敗をしないように『リセールバリュー』が高い商品を購入していきましょう。
それでは、楽しい冬キャンプを!!
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