【初心者向け】冬キャンプ用シュラフの選び方【結論:快適温度を重視】

sleeping bag

シュラフの選び方がわからない人

『冬用シュラフってどう選ぶの?何を基準にしたらいいのだろう?メーカー?価格?高い買い物なので後悔したくないな・・・。経験者の方に色々教えてもらえると助かるんだけど。」

こんにちは!tatsuです。

本日は『冬キャンプで使うシュラフの選び方』を説明していきます。

シュラフの選び方って難しいですよね。

何を基準にしたらいいか、よく分かりません。

私も最初に買った時には、本当に迷いました。

『快適温度と下限温度の違いって何?』

『FPって何の略?』

『同じようなものばかりで、何が違うのか分からない』

などなど。よく分からないことだらけです。

そんな中で皆さん、悲しいお知らせがあります。

それは、

冬用シュラフは『よく分からずに選ぶ』と100%失敗します。

実は、優先すべき『大切な要素』があるのです。

でも、ご安心ください。

この記事では『その要素』を明確にして説明します。

何を優先にすべきか分かると、驚くほど簡単に選ぶことが出来ますよ。

それでは説明していきます。

スポンサーリンク

【初心者向け】冬キャンプ用シュラフの選び方【結論:快適温度を重視】

シュラフ

いきなりですが、結論から言います。

シュラフはこう選ぶべきです。

  1. 目的地の温度を理解する
  2. 温度に合うシュラフを選ぶ
  3. 自分の好みと価格で選ぶ

以上です。

大切な事は、必ずこの『順番』で選ぶこと。

逆に言えば、100%失敗する選び方は、『自分の好みと価格』を最優先にして選ぶことです。

これだと100%失敗します。

なぜなら、冬用シュラフの目的は暖かく眠ることだからです。それにも関わらす、『好みと価格』を優先して選んでしまっては、「寒くて眠れない」なんてことは、当たり前に起きます。

一番最悪なのは、それによって冬用シュラフを買い直す必要があることです。

高い買い物なのに、それでは悔やんでも悔やみきれません。

なので、『目的地の温度に合ったシュラフを選ぶ事』を必ず最優先にしましょう。

「でも、目的地の温度ってどうやったら分かるの?」

安心してください。

今から詳細を順番に説明していきます。

①目的地の温度を理解する。

キャンプ

まずは目的地の温度を理解しましょう。

でも目的地の温度なんて、よく分からないですよね。

私も初めてシュラフを買う時に、定員さんから言われ戸惑いました。

店員さん「どのくらいの温度で使われますか?」

私「どのくらい!?」

私『いや、冬キャンプに行ったことが無いから、分からないんだけど』(心の声)

初心者には難しい質問ですよね。

ただ、確かに使う目的であったり、使いたい温度は最重要なポイントです。

それが分からないと、どのシュラフが目的に合うのかわかりません。

なので、まず最初に目的地の温度を理解します。

今回はAmazonに記載している『モンベルの緯度別気温表』と実際の『気象データ』を確認出来る気象庁のサイトをご紹介します。

これを踏まえて、購入するときの指標にしてください。

出典:Amazon

過去の気象データに関しては、こちらのサイトが正確です。

気象庁 過去の気象データ検索

これで目的地や地域の温度がイメージできたと思います。

次に、その温度に合うシュラフを選びましょう。

②温度に合うシュラフを選ぶ

シュラフ

2つ目は温度に合うシュラフを選ぶです。

行きたい地域の温度は分かりました。あとはその温度に合うシュラフを選べばいいだけです。

しかし、問題が発生しました。

温度表示がいくつも書いてあり、どれを基準に選ぶのか分かりません。

どうしよう・・・。

こんな経験ありませんか?

これは私自身も経験しました。

結局、記載している温度がたくさんあると、どれを見るべきか、まったく分かりません。

この原因は、各メーカーがシュラフの使用温度を『独自の基準』で判断し、表記しているからなんですよね。

つまり、日本では統一の『温度規格』がないのです。

また、あえて幅を持たせている場合もあります。

結局、寒さの基準は人それぞれということです。

同じシュラフ、同じ環境でも、一人は寒く感じ、もう一人は暑く感じる。

こんな場合も、当然ありえるからです。

最近では『ヨーロピアン・ノーム』というヨーロッパでの統一規格が存在し、NANGAとモンベルがその統一規格を取り入れています。

ですが、それ以外のメーカーは相変わらず独自の基準で表記しているため、分かりにくさは変わりません。

そこでメーカー別で基準にすべき温度に赤線を引いていきます。(各メーカーHP、Amazon、楽天調べ)

  • NANGA:【快適使用温度】/【下限温度】/【使用可能限界温度】
  • モンベル 【コンフォート温度】/【リミット温度】/【エクストリーム温度】
  • イスカ 最低使用温度(HP記載) 対応温度 :(Amazon) 参考使用温度(楽天)※イスカの場合、表記温度は一つですが、ストアによって言葉が違います。ですが意味は一緒です。
  • コールマン 快適温度or最適温度/ 使用下限温度
  • スノーピーク  快適温度/下限温度
  • スナグパック 快適外気温度/下限外気温度

基本的には『コンフォートor快適』と書いてある『一番暖かい温度』を基準にしましょう。

さらには『一番暖かい温度』から+2~3℃保険をかけておけば、間違いありません。

ちなみに、

コンフォート快適温度』は、一般的な女性が快適に寝ることができる温度

『リミット/下限温度』は、男性がなんとか我慢して寝れる温度

『エクストリーム/使用可能限界温度』は、男性が震えながら寝れる温度

という基準があります。

(エクストリームいりますか?)

さあ、次は最後のステップになります。

③自分の好みと価格で選ぶ

楽しい写真

最後は『自分の好みと価格』で選びます。

温度をクリアしたものであれば、後は自分の『好み』や『価格』で選んでも、何も問題ありません。

なので、この段階に来たら自分の感性で好きな物を買いましょう。

『やっぱりNANGAがいいな~』

『ん~、モンベルのシュラフは登山家も使っているしなあ。』

『いや、他に欲しいものがあるし、コスパを重視しよう』

こういった買い物の悩みは、楽しいですよね。

あとは最後に見るべき『シュラフの特徴』を紹介します。

①形状

形状

シュラフの形状は基本的に封筒型とマミー型の2種類があります。

■封筒型

封筒型は、比較的安価で3シーズン用シュラフに採用されている場合が多いですね。

以下に、考えられるメリットとデメリットを紹介してます。

  • 圧迫感がないので、家の布団と同じように寝れる
  • 価格が安いのでコスパが良い商品が多い
  • 同じ商品であれば繋げることができるので、子供と一緒に寝れる

  • 首元から冷気が入るため寒冷地での使用は不向き
  • 化繊で作られているものが多いため重量は重い
  • 化繊で作られているものが多いため、サイズはコンパクトにならない。収納力がある車で使用するなら問題ないが、バイクや自転車、登山といった目的で使用するには不向き
■マミー型

マミー型は、冬用シュラフに多く採用されている形状です。

なぜなら、より温度が逃げにくい構造だからです。

ただ、少し窮屈なのが偶にキズです。

以下で、考えられるメリットとデメリットを紹介しています。

  • 寒冷地用にで作られている商品が多い。首から冷気が入ることがなく暖かい
  • 羽毛で作られている商品が多いため軽量でコンパクトになる。登山や自転車、バイクでの移動に向いている
  • 若干の圧迫感があるため、慣れないと不便。メーカー毎の特徴によるが、寝返りが打ちにくい
  • 羽毛の商品が多いため価格が高い。正直、家の寝具よりお金がかかる

②中綿の種類

シュラフの中綿とは、シュラフに入れる素材の事です。

大きく分けて2種類あります。

■化繊(化学繊維)
化学繊維

化繊シュラフは、安価なシュラフに使われている素材です。

洗濯機で洗えたりもできますが、重いのが難点です。

以下で、メリットとデメリットを紹介しています。

  • 安価な商品が多く、家族分を揃えるためには買いやすい
  • 水濡れに強く、結露でシュラフが濡れても暖かさは持続する
  • 家で洗濯ができる
  • 収納した状態で保管ができる
  • 重量は重い(羽毛の2倍ある)
  • 収納サイズも羽毛と比べると大きくなりがち
■羽毛(ダウン)
羽毛

羽毛シュラフは、冬キャンプには欠かせないアイテムです。

冬用シュラフといえば、羽毛でしょ!?

というくらい人気があります。

理由は簡単。暖かいからです。更に、軽さもあります。ですが、驚くほど高額です。

メリットとデメリットはこちらになります。

  • 保温力が非常に高い
  • 重さも非常に軽量
  • サイズも驚くほどコンパクトになる

  • 高価な商品が多く家族分を揃えるとなると、まとまったお金が掛かる
  • 基本的に水に弱い。結露で濡れると保温力が著しく低下する。(メーカー毎に対策している場合があるが、一般論として)
  • 家で洗濯もできるが、きちんと洗剤を落さないと性能が落ちる。(メーカーによっては洗濯サービスをしていたり、またシュラフの選択専用のサービスもある。詳しくはコチラ
  • 収納した状態で保管は出来ない。性能を維持するためには、袋から出して、吊るしておくのが一番良い

ところで、FP(フィルパワー)って何?

羽毛1オンス(28.4g)当たりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示す。例えば、「600フィルパワー」とは1オンスの羽毛が600立方インチの体積にふくらんでいることを表し、数値が大きいほど良質なダウンと言える。日本では計量法に基づき、証明書などでの体積表記には、SI単位cm³/gの使用が求められている[1]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単にいうと、羽毛に圧力をかけて「ぺしゃんこ」にした後、どれくらい膨らむのかをランク分けしたものです。

500FP以下が低品質。700FP以上が高品質です。

より膨らむ羽毛の方がたくさんの空気の層をつくれるので、同じ量でも暖かく、高品質の羽毛になります。

(お値段も高品質ですが・・・)

スポンサーリンク

まとめ

enjoy

いかがでしたでしょうか?

今回は『冬用シュラフの選び方』をご紹介しました。

改めて『失敗しない選び方』を確認しましょう。

①使用地域の温度を理解する

②その温度のシュラフを選択する

自分の好みと価格で選ぶ

となっております。

最も重要なことは、『目的地の温度に合ったシュラフを選ぶ』ことです。

まずは寒くないシュラフを選びましょう。

冬用シュラフの選び方は分かったけど、『おすすめのシュラフ』はあるのかな?

安心してください。もちろんございます。

目的別におすすめのシュラフを紹介しますね。

コスパが良いシュラフが欲しい人

NANGAのシュラフも候補にある人

人とは違うNANGAのシュラフが欲しい人

それでは、楽しい冬キャンプを。

コメント